大好きな夏の日

大好きな木陰で

大好きな人を見つけた



赤色シークレット


「・・・レッド・・・先輩・・・?」


「・・・・・・・」



寝てる

しかも熟睡中とみた



今は夏真っ只中


だけど今日は心地よい夏風が吹いている

昼寝するには絶好の気候なんだろう




先輩の髪がフワリとそよいで

顔には木漏れ日が当たって

肌がいつもより白く見えた





肌がキレイ   髪がサラサラ



先輩の魅力に 少しずつ気づいてく







オレは 大好きなこの人のことを良く知らない







「レッド」という赤を意味する名前で

前回のポケモンリーグの優勝者で

明るくて 優しくて

暖かい人




その位しか知らない




だから

オレは考えてしまう






本当は明るく振舞ってるだけなんじゃないかとか

やっぱり誰にでも優しいんだろうとか




触れたらもっと暖かいんじゃないかとか―――――




見ても 聞いても よく解からない



だから







触れたらもっと 何か解かるんじゃないかって思った










サァーっと 


風が少し強く吹いた




「・・・ん・・・」



「先輩・・・?」







「           」






何か 寝言を言ったみたいだけど


風の音でよく聞こえなかった




そーゆー事にした





何故か 胸がズキズキと痛んだから







「スミマセン。先輩」








「今だけ 起きないで下さい」



自分の唇を


ほんの一瞬


先輩の唇と 重ねあわせた


先輩のソレは オレの予想通り暖かく



そして柔らかだった






















今日 オレは先輩について


4つの新しいことを知った




肌がキレイだって事

髪がサラサラだって事

唇は予想通り 暖かく柔らかいって事








先輩には





もう すでに





想い人がいるって事












「・・・ん・・・」


「先輩・・・?」






「・・・グリー・・・ン・・・」









知りたいって思ってた先輩のこと



4つも知ることができた







なのに



どうしてだろう



なんでこんなに 胸が痛むんだろう










初のゴーレがこれかよ自分(汗)ゴーレじゃないよ
グリレ←ゴーだよ(涙)次はちゃんと両想いの奴書くぞ―



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