必要制×存在価値




「ねぇ、何でオレなの?」



ベッドに座っていたオレがそう問いかけた



「話の内容がつかめんな・・・」



床に座り 本を読んでいたグリーンがそう答える



「何でオレを選んだの?」



オレは遠回しに言う 訳が分からん とあしらわれても

懲りずに続けてみる



「お前に言い寄ってくる女の子はかなりいるだろ?」




切れ長の目 整った涼しげな顔立ち これを見て


好感を持たない者は少ないだろう



少なくともオレはそう思ってる



「でも、お前はそれを全部拒んでる。」



グリーンは黙ったまま 何か言いたそうな目で

オレを睨みながら話を聞いている



「中にはめちゃくちゃかわいくて、グリーンの事本気で想ってる子もいるのに」



彼にしてみたら、自分の発言は嫉妬と取られるかもしれない





しかし






それでもそう聞かずにはいられない自分がここにいる




「何が言いたい・・・?」







本当に オレは何が言いたいんだろう?  










彼の何を聞きたいんだろうか?











別にそれは 知らなくてもいい事かもしれない











なにせ 彼が自分に好意を抱いてくれているという

紛れもない事実がそこにあるのだから








だったらオレは




















カレノナニヲシリタイ ?
























「何でオレなんかを好きになったんだ?」
























一瞬 グリーンは驚いたようだったが

すぐにいつもの冷静な顔に戻った






「何か不満でもあるのか?」





「そーゆー訳じゃないよ」






そんな事 あるハズない








「今質問してんのはこっちなんだからサ とりあえず答えてよ」










そして一瞬の微妙な沈黙










「理由は分からないが」





グリーンはそう言いながら本を閉じて立ち上がり

オレのほうに向かってきた






「お前でないとダメだった」






そう言ってる間に オレはベッドに押し倒されていた






「そして 今もな」









オレは軽く唇を奪われた








なんだか上手くはぐらかされてるような気もした








そして彼は言う








「オレは贅沢なんだ」






「そんなの知ってるよ」






そう お前は誰よりも贅沢な奴






「 だから 」
















ほんの一瞬














グリーンが微笑んだ気がした












「お前には当分 オレの贅沢に付き合ってもらうからな」













何を偉そうに と思いつつも












「ありがたくそうさせてもらいマス」









オレは出来るだけ素直にそう答えた







アトガキ

すいません。レッドのキャラが果てしなく壊れてます(汗)さりげこれが
初小説だったんですが・・・文才ねえよ自分(泣)まとまりなさすぎ・・・
今度はもっとましなもん書こうとおもいます・・・(T T)

   


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